マジでヤバイ?AGA?
若い頃は髪の毛がふさふさでうらやましい、などと言われたものですが、父や祖父を見る限り自分の将来を心配せずにはいられませんでした。
というのも父も祖父も見事なまでにハゲ上がっているからです。
ハゲは遺伝する、と言う言葉を聞いた時から、いつか自分もハゲてくるのではないかと不安を感じずにはいられませんでした。
そんな不安な日々を過ごしていたある日、徐々に前髪が後退していることに気が付きました。ハゲと言うと頭頂部から起こるものだと思っていたので、おでこが広がってきたときにはさすがに驚きました。
そして抜け毛の量が自然と増えていったもので全く自覚していなかったのですが、家族から抜け毛が増えた、排水溝が詰まりそうと言われて初めて、自分の抜け毛が多いことに気づいたのです。
もう完璧に遺伝だ、と思い、それからは、前髪を伸ばしてヘアスタイルでおでこの広がりを隠す日々の始まりです。
職場が銀座という華やかな街に近いところにあるので、おしゃれな人も多く人目が気になります。いつの間にか下を向きながら歩くようになってしまい、仕事にも力が入りにくくなっていました。
そんなある日、テレビCMを見て、自分の症状はAGAではないかと思うようになったのです。
調べてみるとAGAは男性型のいわゆるハゲのことだそうで、祖父も父も自分も該当するのではと思いました。確かに祖父や父の時代にはAGAなんて言葉はなかったでしょうから、私にも知識がなかったのだと思います。
それでも今悩みの種となっているこの抜け毛とおでこの広がりはどうにかしたいと思い、AGA病院探しに行ってみようと決めました。
こうして私の長いAGAとの戦いが始まったのですが、AGAと向き合うことで分かったこともたくさんあったのです。